makeshopを選んだ理由
私が代表を務める伝統工芸事業では、以前まで無料のSquare(スクエア)でECを運営していました。しかし、デザインの自由度の低さやサイトの読み込み速度が気になり、ベースサービスの変更を検討することに。そこで新たにネットショップを立ち上げるにあたり、makeshopを選んでみました。
初期費用とそれなりの月額費はかかるものの、機能とサポート体制に惹かれ、年額プラン(10万円ちょっと)を契約することに。
課金オプションの登場
ところが契約直後、予想外の問題が発生しました。
まず、必須のセキュリティ対策である常時SSL(http→https)に、年間13,200円の追加費用が必要とのこと。さらに、画像の登録容量を増やすためのオプション料金など、基本料金に含まれていると思っていた部分が次々とオプション扱いで現れました。
ランニングコストが想像以上に膨らむことになります。ちょうど無料の追加2ヶ月期間中(ショップ準備中)だったため、急いで問い合わせて年間契約の解除と返金を申し出ることにしました。
結果は返金不可でした。
やるしかないので頑張ってみる
こうなると後戻りできません。合計で15万円近く払ってしまったため、腹をくくって運営を進めることに。makeshop自体の操作は慣れれば使いやすい部分もあり、ドメインとの紐付けやデザイン調整など、一通り形にできました。
結果
最終的には年額費を更新せず、自動削除通知をもってmakeshopを退会。公開までは進んだものの、ランニングコストが想定より重かったこと、そしてSNSとの連携や広報導線をうまく構築できなかったことが、個人的には敗因だと感じています。
makeshopはサポート体制も手厚く、販売手数料もかからないため、売上が安定している事業者にはおすすめのサービスです。